
2025年7月1日(火)アキバシアターにて、韓国ミュージカルの名作を映画館で堪能できるシネマシリーズ「韓国ミュージカル ON SCREEN『エリザベート』」のトークイベント付先行試写会が行われ、本シリーズのオフィシャルアンバサダーであるソニンが登壇した。
「韓国ミュージカル ON SCREEN」は『エリザベート』『ファントム』『マリー・アントワネット』『笑う男』『モーツァルト!』という⽇本でも高い⼈気を誇るグランドミュージカル5作品を2025年7⽉11⽇(⾦)より映画館で順次公開する。
「韓国ミュージカル ON SCREEN」のオフィシャルアンバサダーのオファーを受けた際の心境を尋ねられたソニンは「ピッタリだなと(笑)、よくぞお話を振ってくださったなと思っていて」とちゃめっ気たっぷりに笑い、「私も年に1回のペースで韓国に行って見ていますし、自分も日本でミュージカルをやっている身としては、こんなうれしいお話はないと思いました」と声を弾ませた。
また、ソニンが考える“韓国ミュージカルの魅力”を聞かれると「一人ひとりが持っているエネルギーとパワーとパッションがすごくて。特にこれからのミュージカル界を担っていくだろうなという若手の俳優さんたちのポテンシャルが凄すぎて、その人たちの背景まで考えてしまうくらいドラマ性を感じますね」と熱く語った。
加えて、韓国語が理解できない知人と韓国ミュージカルを一緒に見に行った際に「歌唱力でぶん殴られた気持ちになった」という感想を聞いたそうで、「歌唱力の高さと迫力みたいなものは韓国ミュージカルの魅力の1つなんじゃないかなと思います」と語った。

さらに、『エリザベート』のお気に入りシーンや、注目ポイントを尋ねられると「名シーンが多いので、見た方の好みによると思うんですけど、やっぱりエリザベートのソロじゃないですかね。幼い頃と大人になったときの違いを、エリザベートを演じるオク・ジュヒョンさんが見事に歌い分けていますので、そこは見どころじゃないかなと思います」。
そして、今後公開を控えている4作品のうち、自身も出演したことがある『マリー・アントワネット』と『モーツァルト!』もおすすめだそうで「『マリー・アントワネット』は日本の上演版とまったく同じ演出なんですが、曲が2曲違うんですよ」と目を輝かせ、「演出は一緒なのに、演じる方によって表現が全然違うので、自分が演じたことがある役を“こう演じるんだ”という感じで見たり、言葉が違うと表現も変わるよね、という感じで見たりもできるので、知っている方は比べていただいても面白いですし、作品的にも『マリー・アントワネット』と『モーツァルト!』はすばらしい作品なので、ぜひ見ていただきたいです。映画館で見られるのは贅沢ですし、字幕が出るのが1番の利点だと思います」とアピールした。
そしてこの日、ソニンが「韓国ミュージカル ON SCREEN」YouTube番組のMCも務めることが発表され、7月1日(火)15:00より1作品目の「エリザベート」を紹介する番組が配信開始となった。「映画を見る前はもちろん、見たあとに復習で見ても二度美味しいと思います。こだわりのポイントや、”こういうところに目をつけたらより楽しく見られますよ”というのを紹介しているので、これから見るという方は予習みたいな感じで見ると、より楽しめると思います。」とおすすめ。加えて、「見たらすばらしい特典があるので、見た方がいい!見ないと損!」と念を押した。
■【公開記念特番】韓国ミュージカル ON SCREEN『エリザベート』見どころ紹介
https://youtu.be/VkrdrHuHRRc