映画館の大画面でポルーニンに会える!
ボリショイ・シネマに今人気絶頂のセルゲイ・ポルーニンが再登場します!
大スクリーンと音響でポルーニンとザハーロワを近くに感じることが出来る「ジゼル」夢の共演をお見逃しなく!
▶ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2017 – 2018へ
男性ダンサーとしては史上最年少の19歳で英国ロイヤル・バレエのプリンシパルとなった天才セルゲイ・ポルーニン。その2年半後、人気の絶頂期に電撃退団したニュースは世界を駆け巡った。全身のタトゥー、ドラッグ、自傷癖、奔放な言動などが問題視され、ロシアに拠点を移すものの自滅への道をたどったと思われた。再び彼が注目を集めたのが、写真家デヴィッド・ラシャペルが監督したホージアの「Take Me to Church」のミュージックビデオ。YouTubeで2200万回を記録したこの鮮烈な映像は大きな話題と共感を呼び、ポルーニンはバレエ界のみならず、映画界、ファッション界などからも熱い視線を浴びる存在に。
『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』は、この美しき堕天使セルゲイ・ポルーニンのウクライナでの生い立ちからロイヤル・バレエ学校時代、そしてあふれる才能を持て余し、家族の問題など様々な心の傷を抱えもがき苦しみながらも踊り続ける彼の生き様を追ったドキュメンタリー映画。2017年7月に公開されて以来、ソーシャルメディア上の口コミなどで人気を呼び、全国で半年以上のロングラン上映が続くなどバレエのドキュメンタリーとしては記録的な大ヒットとなった。
ウクライナでの貧しい生活、息子に大きな期待を持った母との関係、学費のために海外にまで家族が出稼ぎに行ったことで壊れた家族の絆、バレエだけの青春で普通の子供時代を送ることができなかったハンディ、ダンサーという過酷で孤独な職業、才能に恵まれ過ぎたことがもたらした苦悩…セルゲイの痛ましいまでの葛藤、そしてそこから再び立ち上がるまでを描いた姿は多くの人々の感動と熱狂を呼び、バレエファンに留まらない幅広い人気を得た。
この映画の公開とヒット、若いダンサーをサポートするための組織“プロジェクト・ポルーニン”の立ち上げ、自らがプロデュースする公演「プロジェクト・ポルーニン」、そしてハリウッド映画『オリエント急行殺人事件』や『レッド・スパロー』への出演。セルゲイ・ポルーニンは、バレエダンサーの枠を破った挑戦を続けている。
この映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』の冒頭では、ウクライナ国立歌劇場で彼が「ジゼル」の出演準備をするシーンと、ボリショイ・バレエのトッププリマ、スヴェトラーナ・ザハーロワとリハーサルを行う場面が登場する。
さらに、上映中のボリショイ・バレエ in シネマ Season 2017 – 2018で上映される「ジゼル」では、ボリショイ・バレエにおけるこの二人の貴重な全幕作品での共演を大スクリーンで楽しむことができる。
▶ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2017 – 2018へ

ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2017 – 2018で上映される「ジゼル」では、ボリショイ・バレエにおけるこの二人の貴重な全幕作品での共演を大スクリーンで楽しむことが観ることができる。
世界で最も人気の高いバレリーナであり美の化身そのものであるザハーロワの心を打つ演技。驚くほど高く舞い上がりながらもエレガンスを忘れないワイルドな貴公子、ポルーニンのアルブレヒト。マニュエル・ルグリも絶賛したというポルーニンのクリーンな超絶テクニック、ザハーロワの長い手脚が描く美しい軌跡。二人の心が生死をも越えて通い合うパートナーシップからは心に深く残る感動が得られる、必見の映像だ。彼の原点ともいえる美しいクラシックバレエの中に大スクリーン上の奇跡を目撃してほしい。
ボリショイ・バレエ in シネマ Season 2017 – 2018 ラインナップ
じゃじゃ馬ならし / THE TAMING OH THE SHREW
【上映時間:126分】
■音楽:ドミトリ・ショスタコーヴィチ
■振付:ジャン・クリストフ=マイヨー
■原作:ウィリアム・シェイクスピア
■出演:
エカテリーナ・クリサノワ(カタリーナ)
ウラディスラフ・ラントラ―トフ(ペトルーチオ)
オルガ・スミルノワ(ビアンカ)
セミョーン・チュージン(ル-センショー)
アンナ・チホミロワ(女中)
イーゴリ・ツヴィルコ(ホーテンショー)
ヴァチェスラフ・ロパ―ティン(グレミオ)
アルテミー・べリャコフ(バプティスタ)
「私に釣り合う男などいない!」と豪語するひねくれ者、じゃじゃ馬娘カタリーナを、なんとか早く嫁がせたいと懸命な父バプティスタ。しかし、カタリーナの前に現れたペトルーチオは似た者同士のあまのじゃく。予想もしない火花散る愛の出会いが生まれる。
国際的に高い評価を受けるコレオグラファー、ジャン・クリストフ・マイヨーはシェイクスピアのドタバタ喜劇をボリショイ・ダンサー特有のユーモア、ノンストップの躍動感、スリリングな振り付けで見事な舞台へと導いた。プリンシパルのエカテリーナ・クリサノワとウラディスラフ・ラントラ―トフが激突し挑戦しあい、最後にはお互いを受け入れる。ボリショイ以外では決して観られない第一級のエンターテインメント!
2016年1月収録
椿姫 / THE LADY OF THE CAMELLIAS
【上映時間:181分】
■音楽:フレデリック・ショパン
■振付:ジョン・ノイマイヤー
■原作:アレクサンドル・デュマ・フィス
■出演:
スヴェトラーナ・ザハーロワ(マルグリット・ゴーティエ)
エドウィン・レヴァツォフ(アルマン・デュヴァル)
アンナ・チホミロフ(マノン・レスコー)
セミョーン・チュージン(デ・グリュー)
クリスティーナ・クレトワ(プリュダンス・デュヴェルノワ)
ロブーヒン(ガストン・リュ―)
アンナ・アントロポヴァ(ナニーナ)
アンドレイ・メルクリーエフ(ムッシュー・デュヴァル)
ダリア・コフロワ(オリンピア)
若く繊細なアルマンは、初めてのパリで華やかで魅惑的な高級娼婦マルグリット・ゴーティエに心を奪われる。その出会いは二人を情熱的で運命的な愛へと導く。
アレクサンドル・デュマの小説がボリショイの舞台に蘇る。スヴェトラーナ・ザハーロワが病でやつれながらも真実の愛に生きようとする、そして高級娼婦の生活から抜け出そうとする悲劇のヒロイン、マルグリットを演じる。ショパンの切なくロマンティックなスコアを背景にジョン・ノイマイヤーが紡ぎ出す素晴らしい美意識と、観るものをあらたな情緒的高みへと導くその深い悲劇性はボリショイでしか見ることができない。
2015年12月収録
ロミオとジュリエット / ROMEO AND JULIET
【上映時間:184分】
9分|ボリショイ劇場
10分|解説
50分|第一幕
21分|休憩
29分|第二幕
18分|休憩
40分|第三幕
7分|クレジットエンドロール
■音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
■振付:アレクセイ・ラトマンスキー
■原作:ウィリアム・シェイクスピア
■出演:
エカテリーナ・クリサノワ (ジュリエット)
ウラディスラフ・ラントラートフ (ロミオ)
イゴール・ツヴィルコ (マキューシオ)
ドミトリー・ドロコフ (ベンヴォ―リオ)
ヴィタリー・ビクティミロフ (ティボルト)
ボリショイ・コール・ド・バレエ
中世のヴェローナ。名家モンタギュー家の子息ロミオとキャピュレット家の愛娘ジュリエットは激しい恋に落ちるが憎み合い反目しあう両家の争いに巻き込まれ、二人は悲劇的な結末を迎える。
ボリショイバレエの前芸術監督アレクセイ・ラトマンスキーは人々から愛され続けてきたシェイクスピアの古典「ロミオとジュリエット」の演劇性に強く啓発され今回あらたに改訂版をボリショイで初演。ラトマンスキーはプロコフィエフのロマンティックで映像的な音楽に対峙しながら素晴らしく綿密な翻案で文学史上最も有名な不運な恋人たちのストーリーに再び火をつけた。
2018年1月収録予定 ※新作
ジゼル / GISELLE
【上映時間:148分】
5分|ボリショイ劇場 バックステージ
9分|解説
53分|第一幕
17分|休憩
59分|第二幕
3分|カーテンコール
2分|クレジット・エンドロール
■音楽:アドルフ・アダン
■振付:ユーリー・グリゴローヴィチ
■台本:テオフィル・ゴーチエ、ジャン・アンリ・サン=ジョルジュ
■出演:
スヴェトラーナ・ザハーロワ(ジゼル)
セルゲイ・ポルーニン(アルブレヒト)
エカテリーナ・シプリーナ(ミルタ)
デニス・サーヴィン(ハンス)
ボリショイ・コール・ド・バレエ
若い村娘、ジゼルは恋人のアルブレヒトに裏切られ彼の腕の中で失意のうちに息絶える。悲しむアルブレヒトの元に死後の精霊として現れたジゼル。不実な男たちを死ぬまで踊らせるのが精霊の掟なのだ。
プリマ・バレリーナ、スヴェトラーナ・ザハローワは数ある古典バレエのレパートリーで究極ともいえるジゼル役を見事に演じきった。アルブレヒト役を演じるセンセーショナルなダンサー、セルゲイ・ポルーニン。どこか冷気が漂いながらも輝きを放つバレエ「ジゼル」はボリショイで150年以上にわたり観客を魅了し続けている。
2015年10月収録
パリの炎 / THE FLAMES OF PARIS
【上映時間:143分】
10分|ボリショイ劇場 バックステージ
9分|解説
56分|第一幕
18分|休憩(インタビュー)
44分|第二幕
3分|カーテンコール
3分|クレジット・エンドロール
■音楽:ボリス・アサフィエフ
■振付:アレクセイ・ラトマンスキー
■台本:ニコライ・ヴォルコフ、ウラディーミル・ドミトリエフ
■音楽指揮:パヴェル・ソロキン
■司会:エカテリーナ・ノヴィコワ
■出演:
マルガリータ・シュライナー(ジャンヌ)
デニス・サーヴィン(ジェローム)
イーゴリ・ツヴィルコ(フィリップ)
セミョーン・チュージン(ボールガール侯爵)
アナ・トゥラザシヴィリ(アデリーヌ)
イリーナ・ジブロワ(老女ジャルカッス、乳母)
ボリショイ・コール・ド・バレエ
■監督:ヴァンサン・バタイイーゴリヨン
フランス革命時代、ジェロームとジャンヌ兄妹は首都を陥落させる勢いで進軍する義勇軍を支持しパリを目指しマルセーユを離れる。自由の旗を求めて戦いながらも兄妹それぞれの愛に出会う。
アレクセイ・ラトマンスキーはワシリー・ワイノーネンの「パリの炎」再演でボリショイが誇る溢れるようなエネルギーと燃えあがるような情熱を最高にしかも正確に描写することに成功した。圧倒的な妙技と驚くほど美しいパ・ド・ドゥ。ボリショイはモスクワの舞台が狭く感じるような、桁はずれのダイナミックな演技を見せてくれる。
2018年3月収録予定 ※新作
コッペリア / COPPELIA
【上映時間:162分】
10分|ボリショイ劇場 バックステージ
10分|解説
34分|第一幕
20分|休憩
29分|第二幕
21分|休憩
31分|第三幕
4分 |カーテンコール
3分 |クレジット・エンドロール
■音楽:レオ・ドリーブ
■振付:セルゲイ・ヴィハレフ
■音楽指揮:パヴェル・ソロキン
■解説およびインタビュー:エカテリーナ・ノヴィコワ
■出演:
マルガリータ・シュライナー(スワニルダ)
アルチョム・オフチャレンコ(フランツ)
アレクセイ・ロパレーヴィチ(コッペリウス)
ダリア・ボチコワ、アントニーナ・チャプキナ、
アナスタシア・デニソワ、エリザヴェータ・クルテクレヴァ、
ダリア・ロブツォワ、スヴェトラーナ・パブロワ、
エレオノーラ・スヴェナード、ユーリア・スクヴォルツォワ
(スワニルダの友人たち)
ボリショイ・コール・ド・バレエ
■監督:イザベル・ジュリアン
スワルニダは婚約者のフリッツが、毎日ベランダに座って読書する美しいコッペリアに夢中になっていることに気づく。これがきっかけで二人の仲は壊れる寸前、が、コッペリアの正体は実は人間ではないことがわかる。スワルニダは懲らしめのため、フランツと策を思いめぐらす。 ユニークなボリショイ版「コッペリア」は19世紀に作られたオリジナル版を見事に改作したもので元気のいいヒロイン、落ち着きがない天真爛漫な婚約者、年老いた人形作家を巻き込んだ威勢のいいコメディー。ボリショイの圧倒的なコールド・バレエはディヴェルティスマン、有名な「祝宴でのダンス」などで輝きをみせ、プリンシパルたちはこのはつらつとした活気に満ちた作品で若いエネルギーと素晴らしいユーモアを堪能させてくれる。
2018年6月収録予定 ※新作